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NO.051 OpenGL ESによる3Dアプリ開発のススメ

NO.051 OpenGL ESによる3Dアプリ開発のススメ

クアルコムジャパン株式会社
ビジネス開発担当部長
草場 匡宏氏

6月26日から29日かけて、今年もデジハリ様と共同でBREWジャパンセミナーを開催いたしましたので簡単に報告したいと思います。

今年のセミナーのタイトルはずばり「BREWによるOpen GL ESを使った携帯3Dアプリの開発実習」ということで、これまで過去に行ってきたセミナーと異なり、BREWでしかできないことをテーマにしようと考え、KDDI様が今年から本格的に採用した3Dグラフィック機能である“OpenGL ES”を使ったアプリの開発実習を開催しました。

講義では一日がかりでOpenGL ESの基礎から、BREW上でどのように開発するのか実習を含めて紹介し、BREW上での開発Tipsのまで盛りだくさんでしたが、今回の試みは、世界でも初めてのことでしたのでテキストからサンプルコードまで日本で新たに作りましたので足りない部分も多かったかと思います。また基礎編に時間を割いたため、すでに開発経験のある方からはもっと実践的な知識を教えてほしいとのご意見も頂きましたが、受講後に多くの受講生の皆様からは、非常に役に立ったとの感想を頂くことができました。ご満足いただけなかったところは今後の課題とさせていただきます。セミナーでご紹介したテキストとサンプルプログラムは下記のリンクより配布いたしますので、ご活用ください。

ダウンロード

さてOpenGL ESは、Khronosによって策定された3Dグラフィックスの業界標準APIですが、携帯電話はもとより、ソニーエンターテイメントコンピューター様のPSPやPS3など最先端のゲーム機でも採用され、今後より多くの3Dアプリケーションがその上で開発されることが期待されています。弊社は、3Dグラフィックス機能の強化が、コンテンツを作られる皆様にとって必須要件と判断し積極的に弊社製品に採用を進めています。

「基調講演を行うクアルコムCEO Dr. Paul Jacobs」

国内ではKDDI様が採用されたエンハンスドプラットフォームMSM6550を初めとして、W-CDMAキャリア様向けのMSM6280そして、いよいよ来年登場するコンバージェンスプラットフォームMSM7500では、ARM9/ARM11のデュアルコアに加え、ATI Imageon 2300というグラフィックプロセッサーを搭載することで、133Mテクスチャー/秒もの高速な3Dグラフィックが実現されます。



上の図に示しましたように、従来のソフトウェアベースの3Dエンジンでは実現し得なかった、ゲーム専用機のパフォーマンスに匹敵する日も遠くありません。

弊社は、現在日本や世界の携帯キャリア様と一緒に、この新しい機能を活かした3Dアプリケーションを広く募集しております。No.49のコラム<リンク>で、エイタロウソフト様が紹介された「ワールドイレブン」が、日本初のOpenGL ESアプリとなりましたが、すでにゲームだけでなく、ナビゲーションやユーザーインタフェース、アバターなど様々なご提案が寄せられております。

是非ゲームベンダー様だけでなく、BREWをご支援いただいているすべてのデベロッパー皆様からも、OpenGL ESを活用した積極的なご提案をお待ちしております。