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NO.045 業務アプリ開発セミナーにおけるBREW普及の実感

NO.045 業務アプリ開発セミナーにおけるBREW普及の実感

スタッフネット株式会社
代表取締役社長
末次 章氏

弊社主催「BREW業務アプリ開発セミナー」も12回目となり、スタートから1年が経ちました。

当初、学習目的で各社1名の参加が大半でしたが、最近は実案件開発のための受講が多くなり、開発チーム単位での参加が増えています。時には、「C言語の開発経験なし、EZweb/iモードを含めて携帯電話アプリの開発経験なし、納期は来月末」という危ない開発チームも見られますが、業務アプリでのBREW普及は着実に進んでいることが実感できます。

また、11月末KDDI様主催のモバイルソリューションパートナー向けセミナーに、弊社の実習カリキュラム提供と講師派遣を行いましたが、予約開始から1日で満席となり関心の高さを物語っています。

1)  開催の経緯

弊社は業務向けASPサービスを手がけており、その機能拡張として携帯電話ブラウザによるマルチキャリア対応、iアプリ開発、GPS・カメラの活用等、次々と開発してきました。
そして昨年春、「何でもできるという噂のBREW」に着手しました。
しかし、そこは今までの延長線上ではない組み込み系の世界でした。OSやミドルウェアに任せていた多くの処理をプログラミングしなければならない上、ハードウェアの制限、EZアプリ開発ガイドライン、検証テストのルールなど、理解しなければならないことが多く、苦労の連続で習得に約3カ月もかかりました。
正直なところ、BREWの機能はすばらしいが習得に手間がかかり、普及は難しいという感想を持ちました。普及しなければ、折角の習得したノウハウも無駄になってしまいます。そこで、業務アプリでのBREW普及を目指し弊社独自の開発者向けセミナーを始めました。その後、米国クアルコム社にてトレーニングを受けBREWベーシックセミナーに対するトレーナーの認定を取得、お墨付きを得ました。

2)  セミナーの内容

実践力を身につけるため、以下の特長があります。

  • 業務アプリに適した画面遷移/メモリ管理実装の実習

  • 技術ドキュメントの利用から設計/運用まで、開発に関する幅広い内容

  • SDK以外のツール(通信モニター、ドキュメント作成、開発支援等)の活用紹介

  • 少人数制。受講者9名に対し、講師+サブ講師による、きめこまかい対応

詳細は、http://www.staffnet.co.jp/BREWseminar/index.htmlをご参照ください。

3)  受講者の反応

3日間のセミナーで、受講者の反応は刻々と変化してゆきます。
1日目は戸惑いの表情、2日目は困難の表情、そして3日目は自信の表情で終えています。
業務アプリ開発そのものについてはベテランの方が多く、勘どころさえつかめば、あとは何とかなるということのようです。アンケートでも、理解度4.7(5点満点)をいただいております。

4)  今後の展開

個別依頼のセミナーが増えており、柔軟に対応してゆきます。例えば、冒頭に紹介したKDDI様からの依頼以外に、BREW開発案件を受託したシステム開発会社様からの依頼で、個別セミナーを開催しております。
弊社独自セミナーとしては、アンケートで要望の多かった、より高度な実装(複雑なUI、カメラ、GPS等)を行う実習セミナーの開催を予定しています。

今後もBREWのさらなる普及のため、きめこまかい教育サービスを提供してゆきたいと思います。

*BREWはQUALCOMM Incorporatedの登録商標です。
*EZweb、EZアプリはKDDI株式会社の登録商標です。
*iモード、iアプリは株式会社NTTドコモの登録商標です。
*上記記述は、2005年12月1日の情報であり、今後変更されることがあります。