コラム バックナンバー |
 |
|
NO.013 日本初、ケータイe-mailの開放 |
株式会社トーメン 電子情報部モバイル事業グループ 谷田部 英治氏
|
|
 |
 |
|
「ケータイ上で駆動するBREW版メールソフトの開発」の企画を開始したのは、昨年秋のことでした。 当時当社では、海外のGSMオペレータと日本のPDC・CDMAオペレータの間におけるSMS(Short Message Service)国際接続事業(sms2uのサービス名で、au EZweb公式コンテンツとしてサービス提供中)の立ち上げ真っ最中で、このsms2uのシステムの一部を開発したのが、のちに「ぱそメール」開発者となる⑭オレンジソフトでした。
折しもKDDIさんが2003年よりBREWアプリサービスを開始するために主要コンテンツプロバイダ向けにBREW説明会を開催され、そこでC/C++でのプログラミング、マルチプロトコル対応、コンテンツプロバイダのサーバーへのダイレクト接続、などのBREWの特性を知り、「sms2uに続くモバイルコンテンツ事業として、ISPのメールサーバーとPOP/SMTPで通信する本格的ケータイメールソフトを開発できないか」というアイデアを思いついたのです。 また、偶然にも当社とKDDIでは、社内PC用メーラーとして⑭オレンジソフトが開発したWinbiffを使用していたこともあり、すぐにこのアイデアはauのBREWアプリ企画「ぱそメール」として採用されました。
「ぱそメール」開発にあたりもっとも気をつけたことは、高いユーザビリティと、アプリとしての拡張性です。ネイティブメーラーの代わりに使用するセカンドメーラーとして、ネイティブメーラーに出来る限り近い操作性を実現するUIの開発を行いました。これまでのWebメール形式ではなく、ダウンロード型メールソフトですので、メールBOXなどオフラインで使用するための機能も十分に盛り込んでいます。 また、主要プロバイダの設定をプリセットする簡単設定機能を搭載しており、インターネット初心者にもハードルを低くしています。 現在のバージョンでは、BREW2.0の規格と、KDDIさんの厳しいアプリ容量制限をクリアするため、あえてメーラーとして必要最小限の機能に留めていますが、今後のBREWバージョンUPやプログラム容量制限の緩和化を視野に入れて、例えば画像添付やセキュリティ強化機能など拡張機能を追加できるような設計を施しています。
将来的にはぱそメールのメールモジュールをエクステンション化し、他のコンテンツプロバイダや企業ユーザーなどに広く使用してもらえる基本アプリとして展開できればと考えています。 BREWは世界中のCDMAオペレーターに広く採用されるアプリケーションプラットフォームです。当社では、今回のメールアプリに限らず、今後もGPSや音声認識などを応用した世界に通用するアプリをたくさん生み出し、商社のネットワークを生かした積極的な海外展開を目指していこうと考えています。
|
|
|
|
|
 |