コラム バックナンバー |
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NO.009 BREWで高速アプリを海外展開 |
株式会社ナビタイムジャパン 最高技術責任者 菊池 新氏
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私がBREWとはじめて出会ったのは、2000年末でした。
当時は、ケータイで地図を見る場合、ブラウザ上に画像として地図を配信するかJavaでベクトル形式のデータを描画する方法しかありませんでした。
画像形式ではデータ容量が大きくて通信時間がかかり、Javaでは描画時間に時間がかかるためケータイで地図を見るにはあまり適していませんでした。
そんなとき、クアルコムからネイティブで高速にアプリケーションを動かすことができるBREWを紹介され地図描画エンジンを開発してみようと思いました。
そのころはBREWはまだVer.1.0のα版で、地図描画に必要なグラフィック関数がまだ無かったためポリゴンの塗りつぶし、ポリライン、アイコン表示などのAPIを提案させていただきました。
元々、WindowsCE用にC言語でアプリを作成してたこともあり、BREWへの移植は、思ったよりも簡単でスムーズにいきました。
ただ、サスペンド・レジュームの処理は結構面倒でした。私自身ケータイアプリを作成したことがなかったせいか、すべてが新鮮で夢中で作っていたことを覚えてます。
はじめて地図がエミュレータ上や実機上に出たときは非常に感動しました。
地図・ナビゲーションアプリという観点からBREWの利点は、
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gpsOneインターフェースが搭載されている |
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IHtmlViewerを使用することにより検索部分をHTMLベースで作成できる |
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地図の描画が速い |
IHtmlViewerを使っているアプリが少ないようですが、結構便利です。また、gpsOneが搭載されてない端末でも結構ダウンロードして使ってもらってます。低価格機でも動作するBREWはやはり魅力ですね。
現在、「NAVITIME」アプリを海外に展開しようとしてます。日本で「NAVITIME」としてリリースしてるBREWアプリは、中国ChinaUnicomで「igogo」というサービス名でリリースされてます。当然各国言語等のローカライズはありますが、BREWアプリの移植性は高く、プログラム部分はほとんど共通になっています。
「NAVITIME」アプリは今後も進化していきます。期待してください。
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