思い出せば、ちょうど去年の4月にBREWトレーナーの公認を取るためにサンディエゴに単身で赴き、まる1週間缶詰で勉強していました。ホテルまでお散歩して帰ろうと思い、歩き出しましたが、道を一本間違え3時間サンディエゴの山をさまよったことも懐かしい思い出です。建物と建物の間は数キロ離れているし、公衆電話もないし、ジョギング以外では歩いている人を見かけないような場所なのです。自分が方向音痴なのを完璧に忘れていました。こういうときにEZナビウォークがあれば...よかったのですが。 それから、1年ちょっとの間にBREWの認知度も高まり、バージョンアップも順調に進み、動作する端末もかなり増えてきています。最新の機種はほとんどがBREW対応という状態なのはうれしいことです。そのようななかで、受講生のレベルも去年とは比べ物にならないくらいにUPしています。ですが、ここまでメジャーになってしまうと、BREWのAPIを理解する前の前提条件を満たせずに、なかなかセミナーについてこれない受講生が少なからずいることも事実です。去年までは、全体的にレベルは低かったのですが、今年あたりからは上下に二極化しているような感じです。受講料を支払っていただきながら中途半端な理解でセミナーを修了してしまうのは、心苦しいものがあります。 前提知識というのは言うまでもなくC言語の理解です。「大学のときにC言語はやったことがある」程度ではなかなかBREWのAPIを理解するのは難しいと思います。少なくとも、「**」(ポインタのポインタ)とか、「プリプロセッサ」、「構造体」、「マクロ」などについては完璧に理解できていることが必要です。やはり、ポインターでつまづく人が多いようです。かといって、ポインターの説明をしていては、BREWのAPIの話が進まないのも事実です。不安があるかたはC言語のバイブル、カーニハン&リッチーの「プログラミング言語C」を読破することをお勧めします。iアプリの開発経験はあるけど、C言語は初めてという人にも参考になると思います。 また、BREWのセミナーの開催も不定期、主な開催場所も東京ということで、なかなかセミナーに参加できない方もおられることと思いますので、プログラマー向けにインプレス社様から「BREWプログラミング実践バイブル」を出版させていただきました。洋書を含め、本格的なBREWのプログラミングについて詳細に解説している書籍としては世界初です。BREW開発の参考にしていただければと思います。 以上、これからBREWのセミナーを受講したいと思う方の参考になればと思います。 セミナーでお会いできることを楽しみにしています。